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2018 Sep. 14

レベルソの新作

創業185年を迎えた「Jaeger-LeCoultre/ジャガー・ルクルト」が、フライング・トゥールビヨンとデュオのコンセプトを兼ね備えた新作「レベルソ・トリビュート・トゥールビヨン・デュオ」を、世界限定数50本でリリース。

レベルソ・トリビュート・トゥールビヨン・デュオ

ラテン語で「反転する」を意味するレベルソモデルは1931年に誕生して現在に至る、時計の本体ケースを裏返しにすることができる、画期的な時計。

もともとは、「ポロ競技の際に風防(ガラス)を守る」という意図で裏返しにできる構造にした時計なので、レベルソはスポーツ用の時計として製造された経緯がある。しかし、現代においては、クラシカルなアールデコ調のドレスウォッチとして、多くの時計愛好家に支持されているカッコいい時計である。

ポロ

今回、「Jaeger-LeCoultre」が発表した新作は、レベルソ・トリビュートに新たな解釈が施された待望のモデル。これまでに製造された数々のモデルの中でも、比類のない卓越性が発揮されたエディションで、フライング・トゥールビヨンとデュオのコンセプトという、精巧を極めた2つの技術を兼ね備えたアイコニックなタイムピース。

新しい「Jaeger-LeCoultre」製キャリバー847の手巻きムーブメントを搭載し、世界限定数50本で製造されるこのエディションは、唯一無二の時計製造における伝統的なサヴォアフェール(ノウハウ)を物語っている。

レベルソ・トリビュート・トゥールビヨン・デュオ

このモデルでは、デュオのデザインが全面的に見直され、トゥールビヨン、昼夜表示、2組の針といった複雑機構を、わずか9.15mmのプラチナ製ケースの中に配する壮大なチャレンジを実現。また、「Jaeger-LeCoultre」の歴史とオリジナルモデルのDNAを継承し、表面に施したサンレイ仕上げのブルーダイアル、手作業によるシルバーのインデックスやドーフィン針は、6時位置で宙を舞っているかのようなフライング・トゥールビヨンの魅惑のスペクタクルを一層引き立てている。

レベルソ・トリビュート・トゥールビヨン・デュオ

裏面は、コート・ド・ジュネーブ仕上げを施したグレイン仕上げのダイアルに加えて、第2時間帯、デイ/ナイト表示、スモールセコンドといったアイコニックな機能を装備。奥深いブルーの表面ダイアルは大胆なエレガンスを際立たせ、ラフメタリックの裏面ダイアルからは控え目な気品が漂う。

レベルソ・トリビュート・トゥールビヨン・デュオ

そして、究極の洗練美を持ったフライング・トゥールビヨンは、両面から眺めることができる。「レベルソ・トリビュート・トゥールビヨン・デュオ」は、光り輝く複雑さと精巧さが傑出したタイムピースであることは間違いない。

ちなみに、今年の春に「Jaeger-LeCoultre」から、葛飾北斎の浮世絵をはじめ、ほかにも西洋の芸術作品をケースバックに描いた限定モデル「レベルソ・トリビュート・エナメル」が発表された。ブランドの稀有なクラフトマンシップを注いだ3モデルを、それぞれ限定8本リリースした。

レベルソ・トリビュート・エナメル

エナメル装飾とエングレーブを施した、「Jaeger-LeCoultre」初の試みとなるレベルソのベースとなるのは、「Jaeger-LeCoultre」のアイコンであり、象徴的なアールデコ様式が目を引く「レベルソ・クラシック・スモール」。さらに、この限定モデルのためだけに特別に作られた18KWGケースは、額縁としての役割も担い、裏表が調和するよう製作されている。

ケースバックの芸術作品に選ばれたのは、葛飾北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」、点描画で有名なジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」、そして、中国の画家である徐悲鴻の水墨画から着想された2頭の馬の絵

神奈川沖浪裏
神奈川沖浪裏

グランド・ジャット島の日曜日の午後
グランド・ジャット島の日曜日の午後

2頭の馬の絵
2頭の馬の絵

浮世絵、点描画、水墨画という異なる技法と象徴的スタイルを取り入れながら、絵の世界観を高度なエナメル細密画で美しく描いている。葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」では、この作品の命ともいえる躍動感のある波のうねりと飛び散る水しぶきを、3センチ平方のスペースに再現。

高度なエナメル細密画で美しく描いている

また、ジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」でも、点描画を描くため、独自の工具を製作するなど、長い時間をかけ具現化された。

一方、手作業により精緻なギョウシェが施されたダイアルは、半透明のグランフーエナメルで覆われ、1931年のレベルソ初代モデルから受け継いだアールデコ様式のコードなど、メゾンのアイデンティティを感じさせる表情をまとっている。

ダイアルだけでなく、ケースを反転させたときに現れるケースバック側の絵画に対する驚きも含めたアートピースは、世界でも少数の所有者にとってはチョイと鼻が高いアイテムである。

 
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