top

2015 Dec. 31

商業施設で今年1年を振り返る。

2015年もアッという間に過ぎ去ろうとしている。歳とともに時の過ぎるのが早いこと!大晦日は今年の重大ニューや1年を振り返るのが定番である。

ということで、今年最後の「Touch the Heartstrings」は、東京や都内近郊、関西エリアなど各地の主要地区に新たに誕生したランドマークや、大規模なリニューアルによって生まれ変わった商業施設あれこれを振り返る。

今年の3月には原宿・竹下通り中心付近に位置する「神宮前1丁目計画」の商業ビル「竹下通りスクエア」に、新業態や原宿初出店を含む全19店舗の「原宿ALTA」が誕生。

原宿ALTA

「キラキラの素をてんこ盛りにした、竹下通りのパワースポット」をコンセプトに、ピュアヤング、ティーンズの女子のライフスタイルを輝かせる雑貨アイテムを中心にラインナップ。

原宿ALTA

大人の女性が楽しめる空間づくりで都内初となる大人の女性のためのディズニーストアでは、日本オリジナルアイテムを数多く取り揃え、日本の「KAWAII」文化発祥の地である原宿から、世界に「大人ディズニー」を発信する。

大人ディズニー

同じく3月には、「食」のテナントを中心とした「キュープラザ原宿」が、「ラフォーレ原宿」や「東急プラザ 表参道原宿」のすぐそばに位置し、少し歩けば「表参道ヒルズ」や「竹下通り」にアクセスできる、そんな原宿エリアの神宮前交差点付近に誕生。

キュープラザ原宿

1階から2階には、フラワーショップ、スムージーやコーヒーを取り扱うバー、カフェを併設した、「アーバンリサーチ」のファストファッションブランド「センスオブプレイス」がオープン。3階から11階までを占めるカフェ&レストランフロアには、カジュアルイタリアン「シャッターズ 表参道」、ハワイアンカフェ&ダイニング「ALOHA TABLE Hawaiian Sweets & Tapas/アロハテーブル ハワイアン スイーツ&タパス」、タルト&カフェ「デリス 」、そして、1953年にオレゴン州ポートランドで創業し、現在では全米に124店舗を構える老舗パンケーキチェーン店「THE Original PANCAKE HOUSE/オリジナルパンケーキハウス」などがラインアップ。

キュープラザ原宿

代官山の東横線旧線路跡地に、新たな街のシンボルとして「LOG ROAD DAIKANYAMA/ログロード代官山」が4月にオープン。

LOG ROAD DAIKANYAMA

全長220メートルの土地には、5棟の商業店舗と、多くのベンチを配置した緑生い茂る散策路を建設。コンセプトは「開放感溢れ、風格のある別荘地を訪れたときに感じるような清々しさや、穏やかな気持ち、思わず深呼吸したくなるくつろぎ感」。

LOG ROAD DAIKANYAMA
LOG ROAD DAIKANYAMA
LOG ROAD DAIKANYAMA

キリンビールの新業態「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO/スプリングバレーブルワリー東京」の他、アメリカ西海岸発ライフスタイル複合セレクトショップ「フレッド・シガール」、また、「ブルーボトルコーヒー」が提供されることでも話題となり、そして、サンフラスシスコで行列が絶えない「タルティーン ベーカリー&カフェ」が日本初上陸を果たした。

SPRING VALLEY BREWERY TOKYO

また、11月にオープンしたばかりの「渋谷モディ」は、旧マルイシティ渋谷を全館リニューアルし生まれ変わった、カルチャー、音楽、飲食、旅行、娯楽施設などを展開するライフスタイル提案型の商業施設。

渋谷モディ

オーストラリア発パイ専門店「パイフェイス」、行列のピッツェリア「スポンティーニ」、ヒューマンウェブの「オイスターバー」、HMVの新業態店舗「HMV&BOOKS TOKYO」などの飲食店から、カラオケ「レインボー」、バラ専門店「フルーリスト ボン マルシェ ロゼ」などまで個性的な店舗が入居する。

渋谷モディ
渋谷モディ

2011年3月にオープンした「二子玉川ライズ」は、都内最大規模となる二子玉川駅周辺の再開発において中心事業であり、その第1期事業として昨年の11月にショッピングセンターなどがオープンしており、今年の4月下旬にはそれらに併設する形で「テラスマーケット」が開業。

都内最大規模となる二子玉川駅周辺の再開発
都内最大規模となる二子玉川駅周辺の再開発

「ザラホーム」やスペイン王室御用達の「マヨルカ」、そして、雑誌、書籍、カフェ、家電を織り交ぜた蔦屋書店の新業態ショップ「蔦屋家電」など、全18店舗がオープンした。また、世田谷区初となるシネマコンプレックス「109シネマズ二子玉川」では、プレミアムシアター「IMAX デジタルシアター」で極上の映像体験が楽しめる。

蔦屋家電

10月に開業した、神奈川県の海老名駅に直結の「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」のオープン時に注目を集めたのは、「高島屋」が提案する新しい編集型サテライトショップ「タカシマヤ スタイルメゾン」。30から40代女性をターゲットとし、ウエアはもちろんのこと、ハンカチやお菓子などのプチギフトの品も展開されている。他に福岡発の神奈川県初上陸店舗、行列のできるフレンチトースト専門店「アイボリッシュ」も押さえておきたい注目のショップだ。

三井ショッピングパーク ららぽーと海老名

4月、大阪の梅田に「ルクア1100(イーレ)」が開業。地下2階から地上10階までで150の専門店と8つのisetanが入居する。注目は西日本エリアとしては初めて出店するカルチュア・コンビニエンス・クラブが手がける「代官山T-SITE」の「代官山蔦屋書店」をイメージしたライフスタイル提案型の大型書店。9階のワンフロアで展開する。

ルクア1100(イーレ)
ライフスタイル提案型の大型書店

飲食では、NYの朝食の女王と評されるレストラン「サラベス」、また、大人気のNY発ステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス」が関西初出店。

サラベス
ウルフギャング・ステーキハウス

「ルクア1100」は、幅広いニーズに対応する「便利さ」と、新たなライフスタイルの提案による「豊かさ」の実現を目指しており、西館「ルクア1100」と東館「ルクア」を「ルクア大阪(LUCUA osaka)」と総称し、東西両館が一体として運営されている。

8月には、京都の河原町に「京都BAL」が大規模リニューアルを経てグランドオープン。厳選された33店舗のなかでも注目が高まったのは、「ロンハーマン」の国内最大級店舗で、フロア内には「ロンハーマン」が展開するカフェ「アールエイチカフェ」も併設されている。その他、京都初上陸となる「ザ・コンランショップ」や、「トゥデイズスペシャル」、国内初出店となるコールドプレスジュースの「デイビットオットージュース」や、「ハワイアン アイランズ コーヒー」も人気のショップだ。

京都BAL
ロンハーマン

そして、11月には大阪の万博記念公園に、日本最大級の大型複合施設「エクスポシティ」が堂々誕生した。全305店舗を構える「三井ショッピングパーク ららぽーと EXPOCITY」と、8つのエンターテイメントによる複合型施設となる同施設。

EXPOCITY

エンターテイメントには、海遊館が初めてプロデュースを手掛けたミュージアム「ニフレル」、動物たちの移動遊園地「アニポ」、シネマコンプレックス「109シネマズ大阪エキスポシティ」などがオープン。

EXPOCITY

ショップには、「ロンハーマン」のコンセプトストア「RHC」、ポロ・ラルフローレンなど関西初出店となる店舗を始め、「ケイト・スペード ニューヨーク」「アーバンリサーチ」「ビームス」「M・A・C」「ニールズヤードレメディーズ」など人気店が揃う。

EXPOCITY
EXPOCITY

現在、続々と新施設が開業を控える東京の銀座エリアに、商業施設ニューメルサが、9月に「XITMELSA/イグジットメルサ」としてリニューアルオープン。日本初、東京初、銀座初を含む全39店舗が出店。

XITMELSA

新名称の「イグジットメルサ」には、「出口はいつも、別の世界への入口でもある」ことから、英語で「出口」を意味する「EXIT」を採用。日常的な価値観から抜け出して、自分らしさを取り戻そうという、というメッセージとともに「今までのメルサからの出口(脱却)であり、新しいメルサへの入口」という意味が込められている。

XITMELSA

ターゲット層には、過去の概念にとらわれずに自由な発想と自分らしい観点で新しい豊かさを選択する「クリエイティブ30sウーマン」を設定。店内には、「カジュアルな、品格。」をコンセプトに、手が届く価格でありながら、こだわりや品格を感じられるアイテムが集められている。

XITMELSA

なお、再開発が進む銀座エリアには、2016年3月31日に寄屋橋交差点の「東急プラザ銀座」、2016年夏に銀座4丁目交差点の「銀座プレイス」など、続々と新施設が開業を予定しており、賑やかになりそうだ。

「Creative Japan〜世界は、ここから、おもしろくなる。〜」をコンセプトに誕生する「東急プラザ銀座」の外観デザインのモチーフには伝統工芸の江戸切子が取り入れられている。

東急プラザ銀座
東急プラザ銀座
東急プラザ銀座

なお、世界に誇る日本の「本物」に出会えるフロアもあり、江戸の粋を取り入れた東京の下町である墨田発のメンズファッションブランド「IKIJI」や、「日本」をテーマに逸品を紹介する通販サイト「藤巻百貨店」のリアル店舗1号店などがオープンする。

また、6階と屋上には訪れた人々が自由に寛げるパブリックスペースが設置。6階の「KIRIKO LOUNGE/キリコラウンジ」では、定期的に渋谷の複合文化施設「Bunkamura」と連携した文化イベントを開催。そして、屋上のオープンテラス「KIRIKO TERRACE/キリコテラス」は、豊かな緑が印象的な「GREEN SIDE」と、広い水盤が特徴の「WATER SIDE」の2つのゾーンで構成される。

東急プラザ銀座

一方、銀座4丁目交差点に面して最も高い建物となる「銀座プレイス」の外観デザインは、クライン ダイ サム アーキテクツによる「FRETWORK(透かし彫り)」モチーフを使用し、伝統工芸の美しさを表現したデザインに仕上げられる。

銀座プレイス

施設名の「銀座プレイス」は、世界的な商業都市である「銀座」の中心に立地することを端的に表現しており、また、国内外から訪れる来場者に楽しんでもらえるシンプルなものにすることを意識して決定された。そして、「銀座プレイス」から世界に向けて多様な発信を行い、同施設を体験と交流の拠点としたいという想いも込められている。なお、具体的な入居テナントなどついては今後改めて発表される予定。

2020年の東京五輪までは、まだまだ多くの商業施設が誕生することは間違いない。

例年通り、「来年が皆様にとって素晴らしい1年であることを祈っております。そして、来年もよろしくお願いします。」という言葉で今年最後の「Touch the Heartstrings」を締め括りたいと思う。

 
※クロマチックハーモニカ奏者南里沙のアルバム「El Mundo/エル・ムンド」から収録曲「諸刃の剣」のPV完全版は、トップページに移動しました。


 
backnumber
 
<< Back Next >>
backnumber
 
pagetop