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2014.Nov 20

実写版映画

今年の夏、モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」が小栗旬主演で実写版として公開された。「ルパン三世」の実写映画は1974年に公開された「ルパン三世 念力珍作戦」以来40年振りである。

小栗旬主演で実写版

ちなみに、その時のルパンは目黒祐樹が演じており、次元大介には田中邦衛、そして、銭形警部は伊東四朗という、なかなかユニークなキャスティングであった。なお、この作品では石川五エ門に相当する役は登場していない。

ルパン三世 念力珍作戦

さて、小栗ルパンの実写版には賛否両論あれど、洋画っぽい味付けがなかなか良いという高評価のようである。また、メインテーマには布袋寅泰が書き下ろした「TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-」が使用された。当初はアニメ版のメインテーマ「ルパン三世のテーマ」を使用する予定だったが、作曲者の大野が多忙のため参加できず使用を断念したという。結局、劇場で鑑賞することはできなかったが、ちょっと観てみたいという気もする映画である。

メインテーマには布袋寅泰が書き下ろした「TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-」が使用

また、11月22日に人気漫画「進撃の巨人」の劇場版が公開されるが、来年の夏には実写版が前後篇2部作で公開予定という。

実写版では三浦春馬主演だけが決定していたが、今日、他の主要なキャスティングのアナウンスがあった。原作でも人気を集めている、戦場を舞う女神ミカサには水原希子、心優しき賢者アルミンには本郷奏多、反逆の刃ジャンには三浦貴大、飢えた狙撃手サシャには桜庭ななみ、暴走する無邪気ハンジには石原さとみが扮する。そして、実写版で新たに生まれたキャラクターを演じるのが、長谷川博己、松尾諭、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、ピエール瀧、國村隼の面々。

他の主要なキャスティングのアナウンスがあった

なお、今作の音楽は、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズや「劇場版BLEACH」シリーズを手がけてきた鷺巣詩郎が担当。国内外の多くのアーティストのプロデュース、ゲーム音楽など、ジャンルの枠を越えて活躍する鷺巣が実写版「進撃の巨人」で描かれる壮大な世界観により深みを持たせる…とのこと。

「進撃の巨人」の劇場版

謎のヒト型怪物・巨人たちが支配する世界を舞台に、巨大な防護壁の内側で生活する人類と、壁を越えて侵入してきた巨人たちの壮絶な戦いが描かれた「進撃の巨人」。果たしてどのような作品に仕上がるか、今からワクワクするファンも多いことだろう。余談ながら、実写版の巨人は和田アキ子が演じるというまことしやかな噂が流れている。

また、この夏にはディズニーアニメ「眠れる森の美女」でオーロラ姫に呪いをかけた邪悪な妖精マレフィセントを主人公とするダークファンタジー「マレフィセント」がヒットした。マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリーが演じ、彼女の封印された過去とオーロラ姫を永遠の眠りにつかせる呪いをかけた理由が明かされた。そして、今年のハロウィンでは「マレフィセント」の仮装が大人気。

マレフィセント

そして、11月に公開された「美女と野獣」は、ディズニーアニメ版でも広く知られるファンタジードラマの名作「美女と野獣」を1740年に初めて書かれたビルヌーヴ夫人版の物語をもとにフランスで実写映画化されたものだ。ディズニー映画とはちょっとイメージが違うテイストの仕上がりになっているが、ドレスやアクセサリーが細かいところまで凝っており、CGを多用した映像表現で幻想的な世界感が確立されたファンタジー作品との評判が高い。

美女と野獣

今年から来年にかけてはこのような実写映画が目白押し。2015年3月には、「プラダを着た悪魔」を手掛けたアライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を担当し、「マイティ・ソー」でメガホンを取った「ローレンス・オリヴィエの再来」と称され、俳優としても活躍しているケネス・ブラナーが監督を務める「シンデレラ」の実写版が公開予定。

シンデレラ

ヒロインのシンデレラ役に抜擢されたのは、映画「タイタンの逆襲」で長編映画デビューを果たした新進気鋭の英国人女優のリリー・ジェームズ。他に、継母役にケイト・ブランシェット、王子役にリチャード・マッデン、義姉役にホリデイ・グレインジャーとソフィー・マクシェラ、フェアリー・ゴッドマザー役にヘレナ・ボナム=カーターがキャスティングされている。

ヒロインのシンデレラ役に抜擢されたのは、映画「タイタンの逆襲」で長編映画デビューを果たした新進気鋭の英国人女優のリリー・ジェームズ

そして、実写版「シンデレラ」のアメリカ版予告動画が公開された。予告動画の中では、老婆の妖精フェアリー・ゴッドマザーの手助けで舞踏会に繰り出すシンデレラの様子など、誰もが知るストーリーの一部始終が、ディズニー映画らしい映像美で見事に描かれている。1950年代に公開されたディズニーによる同名の名作アニメがどのように実写化され現代に甦るのか、公開に向けて期待が高まる。

 
Disney's Cinderella Official US Trailer

その他にも、耳の大きな子ぞうのダンボが母親から引き離され、ネズミのティモシーと一緒に奮闘する様子を描いたファミリーアニメ映画「ダンボ」の実写版も映画化されるという。オリジナル版であるアニメをどこまで忠実に再現するかなどは不明だが、現在ディズニーはダンボをCGで再現する予定で、「トランスフォーマー」シリーズで知られるアーレン・クルーガーが脚本とプロデューサーを担当し、もう1人のプロデューサーとして「オブリビオン」などで知られるジャスティン・スプリンガーも参加することになっている。どんな映画になるのか今のところ想像もできない。

ダンボ

また、ディズニーは過去にも、ラドヤード・キプリングの小説「ジャングル・ブック」の長編アニメと実写版と2度映画化しているが、再度実写版が映画化されるという。人食いトラとして恐れられる敵役のシア・カーン役で英俳優イドリス・エルバの参加が決定し、スカーレット・ヨハンソンは催眠術を使ってほかの動物たちを食べるニシキヘビのカー役、ルピタ・ニョンゴはモーグリを育てる母オオカミのラクシャ役でそれぞれ交渉中。

ジャングル・ブック

「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブローが監督を務め、実写とCGを融合した作品になる予定。なお、ワーナー・ブラザースも「ジャングル・ブック」の実写映画化を進行中で、アンディ・サーキスが監督に起用されている。

そして、童話「ピノキオ」も実写映画化される予定で、「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jrがピノキオとゼペット爺さんの1人2役を務めるとのこと。

ダウニー・Jrがピノキオをモーション・キャプチャーで演じるのか、アニメーションの声優を担当するだけなのかは明かされていないが、ゼペット爺さんはディズニーのアニメ映画のような老人ではなく、ダウニー・Jrと同年齢の設定のため、老人に見せる特殊メイクなどは必要ないようだ。

ピノキオ

当初はティム・バートン監督の起用が囁かれていたものの、映画俳優、監督、脚本家として活躍するベン・スティラーがメガホンをとる可能性が大きい。

余談ながら、フランス版「美女と野獣」に引き続き、アメリカでも「美女と野獣」の実写版が制作されるという。このワーナー・ブラザース版では、今のところヒロインをエマ・ワトソンが演じる予定とのこと。

実写版の傾向はまだまだ続きそうだ。

 
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