top
2013.Oct. 26
ピエール・エルメ

アルザス・コルマールのパン屋の4代目として生まれたピエール・エルメは、14歳のとき「ガストン・ルノートル(:Gaston Lenotre)」の元で修行を始めた。24歳で「フォション(Fauchon)」のシェフ・パティシエとなり自らの芸術の頂点を目指した。

ピエール・エルメ

1996年末に「フォション」を去り、「ラデュレ」の副社長を経て、共同経営者シャルル・ズナティとともに「ピエール・エルメ・パリ」を創業した。「ピエール・エルメ・パリ」では菓子類のデコレーションは控えめにして、絶えず技術面の再検討を図っている。ピエール・エルメのオリジナル作品は大人のためのスイーツであり、必ずしも過去の手法にとらわれず、子供時代のノスタルジー的な菓子作りからも脱却して、堂々とガストロミー界にデビューを果たした。「味覚の喜びだけが唯一の指針」をモットーとするエルメは、その完全に独創的な「味覚・感性・歓喜の世界」を作り出すことに成功したのである。

今やフランス、日本、及びアメリカでも著名なピエール・エルメは、パティスリー界に新たなセンスと近代性をもたらし、「パティスリー界のピカソ」「パティスリー界の挑発者」「前衛的パティシエにしてフレーバーの魔術師」「キッチン・エンペラー」「現代パティスリーの王」という賛辞に加えて種々の栄誉や勲章を得た。ただ、エルメ本人はメディアからの賛辞よりスイーツファンから素晴らしいと認めてもらえたことが何よりも価値があることだと言う。

エルメ本人はメディアからの賛辞よりスイーツファンから素晴らしいと認めてもらえたことが何よりも価値があることだと言う

また、これまでに数多くの書籍も刊行しており、その中にはアメリカとイギリスで2005年10月に発行された「The Cook's Book」は、第11回「グルマン世界料理本賞(Gourmand World Cookbook Award 2005)」の「ベスト・クックブック・デザイン賞(Best Cookbook Design)」に輝いた。

ピエール・エルメはパティシエの仕事というものについて独自のアプローチを取り、かつては揺るぎないと思われていた伝統的手法を革命的に変えた。例えば、お菓子をごてごてと飾り立てていた旧来のデコレートを思い切って廃する一方、「砂糖も塩と同じように、他のフレーバーのニュアンスを引き立てるための調味料として使うこと」を実践した。また、新しい味覚の領域を探索したり、自分のレシピを定期的に再検討したりして、自身が為してきた仕事に対してさえも新たな問い直しを厭わない。

自身が為してきた仕事に対してさえも新たな問い直しを厭わない

ピエール・エルメは1998年に東京の紀尾井町にある「ホテルニューオータニ」に第1号店をオープンさせ、2001年には本国フランスでも存在感を発揮し、パリのボナパルト通り72番にブティックをオープン。サンジェルマンデプレのファッション街に位置するこの店はすぐに人気を博し、熱狂的なファンが毎日訪れる世界中のスイーツファンにとっては欠かすことのできないスポットになっている。

スイーツファンにとっては欠かすことのできないスポット

21世紀のパティスリー界を先導する第一人者として、常に創造性あふれる菓子作りに挑戦し続け、徹底的に素材にこだわり、また、精緻な技巧を駆使して創り上げる絶品の数々はどれも清楚な美しさを見せ、「味覚の喜びだけが唯一の指針」をモットーとするエルメは、同業のパティシエたちからも畏敬されている存在である。

そんな「ピエール・エルメ・パリ」のクリスマスケーキが今年も登場。直営店舗に加え、各百貨店、青山本店&WEBで限定ケーキが用意され、その数は合わせて20種類。過去最高のバリエーションとなる。

明るく喜びに溢れたケーキは、「La Vie Est Belle(人生は素晴らしい)」をテーマにつくられ、ブラウンをはじめ、ホワイト、レッド、ピンクなどのカラフルな色と、思い思いに施されたシンプルなデコレーションは、目にも楽しい。フランスの芸術家ベルナール・カンタンとのコラボレーションケーキや、日本初となるアイスクリームケーキもラインナップし、新しさもたっぷり盛り込まれている。

10月24日から青山本店とオンラインショッピングで予約がスタート。クリスマスイブには、「パティスリー界のピカソ」と呼ばれるピエール・エルメの華やかで独創的なケーキがダイニングテーブルの上にある光景が今から待ち遠しい。

■青山本店&WEB限定ケーキ
●ビュッシュ プティ ババ ノエル - ¥5,670
ビュッシュ プティ ババ ノエル
オールドラムがしみ込んだユニークなテクスチャーのビュッシュ。中に入っているプラリネクリームがポイント。

●ノエル ア ラ カンパーニュ - ¥8,400
ノエル ア ラ カンパーニュ
かりかりのプラリネ、とろりとしたチョコレートガナッシュなど、さまざまな食感を持つ層が呼応しあう。

■直営店舗ケーキ
●エラ - ¥5,250
エラ
レモンとオリーブオイル入りの生地が、レモン風味のクリームとなめらかに融合し、レッドフルーツのコンポートが食感のアクセントに。

●ビュッシュ アンフィニマン ヴァニーユ - ¥5,670
ビュッシュ アンフィニマン ヴァニーユ
バニラ入りガナッシュとバニラ入りマスカルポーネクリームの豊かな味わいと、ブールシュクレの歯ごたえのコントラストが見事。

●ビュッシュ チーズケーキ イスパハン - ¥5,670
ビュッシュ チーズケーキ イスパハン
バラ、ライチ、フランボワーズの風味にクリームチーズが加わった、濃厚で優美な味わいのチーズケーキ。

●タルト プレニチュード - ¥4,200
タルト プレニチュード
力強い味覚のビターチョコレートと、ほんのり塩味が効いたカラメルの調和は、いつまでも飽きのこない味。
※オンライン販売期間:10月24日〜12月17日
※すべてピエール・エルメ・パリ青山での受け取り。

■百貨店限定ケーキ
●ビュッシュ ラ ヴィ エ ベル(伊勢丹新宿限定) - ¥5,670
ビュッシュ ラ ヴィ エ ベル
フランスの芸術家ベルナール・カンタン氏とのコラボレーションにより制作。ライムのクリームに、苺やルバーブを組み合わせ、誰もが楽しめる優しい味わいに。

●アントルメ グラッセ イスパハン(伊勢丹新宿限定) - ¥6,720
アントルメ グラッセ イスパハン
代表作「イスパハン」のアイスケーキが日本初登場。ローズ風味アイスクリームの優美な味わいを、フランボワーズのソルベとライチのコンポートが爽やかに仕上げる。

●ビュシュ リーヴ ゴーシュ(JR大阪三越伊勢丹・ジェイアール京都伊勢丹限定) - ¥5,670
ビュシュ リーヴ ゴーシュ
フランボワーズ風味紅茶のムースショコラでクレームブリュレを包んだ、繊細で豊かな味わいのケーキ。

●ビュッシュ サティーヌ(伊勢丹・丸井今井・名鉄・岩田屋限定) - ¥5,670
ビュッシュ サティーヌ
サティーヌをノエル限定のビュッシュの形に。パッションフルーツとオレンジのマーマレードがチーズケーキの中で見事に調和する。

●アンヴィ(日本橋三越限定) - ¥5,250
アンヴィ
カシスのコンポートに、スミレの香りのバニラクリームと炒りアーモンド片入りダコワーズを。

●ビュッシュ イスパハン(三越限定) - ¥5,670
ビュッシュ イスパハン
フランボワーズとライチ、ローズ風味のクリームを、赤とピンクのマカロンとバラの花びらが飾る。

●オンプル エ リュミエール(三越伊勢丹限定) - ¥15,750
オンプル エ リュミエール
かりかりの炒りアーモンドブラウニーから、柔らかいチョコレート生地とココアムースへのテクスチャーの変化がある、チョコレート尽くしの一品。

●ビュッシュ アンフィニマン シトロン(銀座三越限定) - ¥5,670
ビュッシュ アンフィニマン シトロン
力強いレモンの風味が、驚くほど軽やかなクリームの味を引き立てたビュッシュ。

●セレスト(そごう・西武限定) - ¥5,250
セレスト
陽光に満ちたイチゴとルバーブのコンポート、ベイクドチーズケーキ、パッションフルーツの酸味がバランスよく溶け合う。

●フロコン モンテベロ(大丸松阪屋限定) - ¥5,250
フロコン モンテベロ
イチゴとピスタチオによる色と味覚のコントラストが広がる一品。

●ビッシュ モンブラン(高島屋限定) - ¥5,670
ビッシュ モンブラン
シャンティの代わりにバニラ入りマスカポーネクリームを使い、中には甘酸っぱい野ばらの実のコンポートを入れた、繊細で独創的な味わい。

●フロコン アンフィニマン ヴァニーユ(東急限定) - ¥5,250
フロコン アンフィニマン ヴァニーユ
数種の産地のバニラを使った"バニラ尽くし"の逸品。

●キャレ ブラン(近鉄限定) - ¥5,250
キャレ ブラン
雪のように白いケーキの中には、クランベリーと洋梨のマーマレードがたっぷり。

●フロコン キャレマン ショコラ(阪急限定) - ¥5,250
フロコン キャレマン ショコラ
ビターチョコレートとカカオ片の絶妙なバランス、そして食感のコントラストが特徴。


 
backnumber
 
<< Back Next >>
backnumber
 
pagetop