top
2013.May. 30
アートアクアリウム展

2011年の2月に神戸・元町の大丸ミュージアムKOBEで開催されていた「アートアクアリウム展 〜神戸・金魚の美〜」という展覧会に行った。

アートアクアリウム展

会場のオシャレなアクアリウム空間は、江戸時代より愛玩用として日本人に親しまれてきた金魚にスポットが当てられ、金魚の美を愛でる全く新しいアート空間。金魚は観賞魚として人が生み出した「生きた芸術品」と呼ばれており、その生きる芸術品と「和」をモチーフに創られた水槽が、音やライティングの演出効果によって暗闇に浮かびあがり、どことなく妖しささえ漂っているようであった。

アクアリウム総合プロデューサーの木村英智氏の作品の中でも特に有名で人気のある巨大金魚鉢や屏風水槽をはじめとする、一度見たら忘れられないオリジナリティあふれる水槽アート作品の数々が展示されていた。

アクアリウム総合プロデューサーの木村英智氏

木村英智氏は、アクアリウムの世界とアート、デザインの世界を完璧に融合させた、世界的な第一人者と称される。変幻自在な水槽デザイン、ハイレベルな水質調整、知り尽くした生体管理と組み合わされるインテリア、ライティング、映像、音楽、空間構成も自らデザイン・監修。リビングアクアリウム、ラウンジアクアリウム、アートアクアリウムと自らカテゴライズしたデザイン性の高いアクアリウム作品・アクアリウムスペースを創作し、美術館でアートとして有料展覧会を開くことのできる唯一の存在である。また、世界中を旅して珍しい観賞魚を収集しアクアリウムシーンに送り出している。

フロリダの世界最高の海洋学研究所であるハーバーブランチ海洋学研究所のアクアリウムマテリアルブランド「ORA」のアジア総代理店として、アクアリウムと自然環境保護を結びつける活動や、オーシャンアスリート達と共に取り組む海の自然を考える活動「One Oceanプロジェクト」など環境に対する活動も盛んに行う。

世界中を旅して珍しい観賞魚を収集しアクアリウムシーンに送り出している

また、初のアクアリウム専門チャンネルの立ち上げをプロデュースし、1年目は、自らメインナビゲーターとしてレギュラー出演した番組「水槽の楽園」は、2007年度のスカイパーフェクトTV調べでCS総合第3位の視聴率、レギュラー番組としては第1位となっている。

この展覧会の魅力は、アート作品だけでなく金魚の生体そのもののコレクションにある。展示品種は、和金、出目金、流金など聞き馴染みの深いものから、ゼブラ東錦、シルクオランダ、ドラゴンオランダ、メタリック朱文金など、マニアも唸るほどの珍しい金魚まで数多く展示されており、金魚たちが持つ優雅さ、美しさと、最新の演出技術とのコラボレーションが堪能できる空間が広がる。

この展覧会の魅力は、アート作品だけでなく金魚の生体そのもののコレクションにある

2012年の7月から9月にかけて日本橋のコレド室町で開かれた「アートアクアリウム展」は、2011年の1.7倍となる約5000匹の金魚とともに夜間営業のナイトアクアリウムも開催。また12月には大阪でも開催され、日本橋と同じく多くの来場客を集めた。

夜間営業のナイトアクアリウムも開催
夜間営業のナイトアクアリウムも開催

その人気の展覧会「アートアクアリウム展」が、7月13日から9月23日までの73日間、日本橋で再び開催される。今年の「アートアクアリウム展」は、通常エントランス右手で展示している金魚コレクションをよりライティングと調和するように四角から円形の金魚鉢に変更され、金魚が持つ優雅さ、美しさと最新の演出技術がコラボレーションした初公開を含む多数の作品が揃う予定。

ちなみに、ヴェネツィア最高峰ガラスアート工房「Venini」とアートアクアリウムプロデューサー木村英智がコラボレーションした作品は、それ自体が金魚に見えるまさに金魚の鉢。なかなかオシャレだ。

ヴェネツィア最高峰ガラスアート工房「Venini」とアートアクアリウムプロデューサー木村英智がコラボレーションした作品
ヴェネツィア最高峰ガラスアート工房「Venini」とアートアクアリウムプロデューサー木村英智がコラボレーションした作品

開催毎にグレードアップする「アートアクアリウム展」。今年の展示もかなり期待できる。


 
backnumber
 
<< Back Next >>
backnumber
 
pagetop