top
2013.May. 24
ねこ歩き

私はネコ好きだ。生まれたときから「ミーコ」というネコがいた。ずっと身近にネコのいる生活をしていたので、ネコのいる風景が自然なのだ。しかし、ネコのいない生活の方が長くなったしまった。もっぱら近所のペットショップでネコを眺めながら、寂しい心を癒す日々である。

私はネコ好きだ

ネコ好きにはありがたいカメラマンがいる。動物写真家の岩合光昭氏だ。彼は法政大学経済学部卒業後に、同じく動物写真家であった父の助手としてガラパゴス諸島を訪れた際に動物写真家を志し、ネコなどの身近な動物から世界各地の野生動物まで様々な題材を取り上げている。

1979年にアサヒグラフに連載された「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。1982年から1984年までアフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在して撮影した写真集「おきて」は、英語版が15万部を超えるなど世界中でベストセラーとなった。また、日本人の作品としては初めて「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度飾った。

ネコはライフワークとして撮影しており、「愛するねこたち」「きょうもいいネコに会えた」など多数の写真集を発表し、昨年よりNHKのBSプレミアム番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の撮影を開始した。

ネコはライフワークとして撮影

40年以上撮影を続けるネコについて、「ネコの動きをみれば、ヒトの動きがみえてくる」と語る岩合氏。ヒトが歩む道はネコも一緒についてくる。ヒトの生き方や暮らし方がネコにも現れます…とのコメントにはなかなかの奥深さを感じてしまう。

2010年に発刊され、7万部を突破した写真集「ねこ」は、多くのネコファンのハートを鷲掴みにした。そして、近年訪れた国々や日本のネコたちの最新未公開作品を中心に、約140点が掲載された第2弾「ねこ歩き」が5月29日に発売される。

第2弾「ねこ歩き」

写真集「ねこ歩き」発売記念として、発売日の29日より東京の日本橋三越にて同名の写真展「ねこ歩き」が開催される。この写真展では、岩合が猫を撮影した作品222(にゃんにゃんにゃん)点が展示される。

昨年から今年にかけて訪問したギリシャ、イタリア、トルコ、モロッコ、アメリカ、キューバで出合ったネコを撮影した最新作品を初公開する「世界を歩く」(131点)。各国でヒトと共に暮らす個性豊かなネコたちの姿を2012-2013年に撮影した最新初公開の作品を中心に展示。

世界を歩く

また、約10年をかけて日本全国47都道府県のネコを撮影した「日本を歩く」(67点)。ネコファンには知られた「ネコの聖地」をはじめ、国内各地の市井のネコたちとの出会いを日本の美しい四季を背景に撮影した作品の数々。

そして、岩合家で暮らした歴代のネコ達を紹介する「わが家のねこたち」(24点)の3章で構成される。岩合氏と初めて暮らした「海(かい)ちゃん」、愛らしいだけでなくどこか面白い「にゃんきっちゃん」、ネコ本来の習性を持った野性味あふれる「柿右衛門」、そして、最近岩合家に仲間入りした「ケナ」。それぞれの強烈なキャラクターをもつ岩合氏の「家族」が紹介される。

なお、5月29日から6月2日、8日と9日の計7日間は、写真集購入の先着100名を対象に、岩合によるギャラリートークとサイン会を実施。日本橋店での会期終了後は、札幌、松山、福山の三越など全国を巡回する予定だ。

ネコ好きにはたまらん写真展である。

ネコ好きにはたまらん写真展である。


 
backnumber
 
<< Back Next >>
backnumber
 
pagetop