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2013.May. 10
アマン・カナルグランデ・ヴェニス

ホテル界最高のブランドであり、世界中のトラベラーが一度は訪れたい憧れの存在であるアマンリゾート」。いつしか「スモールラグジュアリーホテル」の代名詞として、また、「究極の隠れ家」と称されるようになった。泊まった客が「アマン」のサービスを味わってしまうと、自然と次の予約を入れたくなるというのが「アマン・マジック」。世界中のセレブからこのような言葉が誕生するほどの身も心も魅せられる極意がアマンリゾートにはある。

サンスクリット語で「平和」を意味する「アマン」。1988年に、タイ・プーケット島に最初のリゾート「アマンプリ」を誕生させて以来、今では世界17カ国、25軒のリゾートを展開するグループに成長。

タイ・プーケット島に最初のリゾート「アマンプリ」

リゾートの設計は、エド・タートルをはじめ、ケリー・ヒル、ピーター・ミュラーといった建築家が、各地域の自然と調和と共存できる場所、伝統的な様式美を持つ場所、圧倒的な自然を味わえる場所に、「究極の隠れ家」を創造。地元の文化を尊重したモダンなインテリア・デザイン、プライバシーを重視したヴィラタイプの客室数は最高でも54室。限られたゲストに対し、4倍もの人数のスタッフからは決しておしつけがましくない手厚いサービスが心地良く受けることができる。ゲストの名前をスタッフ全員が把握しており、高度で洗練されたホスピタリティと「LIKE HOME」をテーマに、全スタッフが客の要望を理解しようという真摯な姿勢がアマン滞在をより良いものにしてくれる。「アマン」のサービスで癒されるというエレガントな旅は格別である。

そして、創業25年目を迎える今年6月、「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の開催に合わせて「アマン・カナルグランデ・ヴェニス」が26軒目としてオープンする。

アマン・カナルグランデ・ヴェニス
アマン・カナルグランデ・ヴェニス

昨年、「ギリシャ・アマンゾエ」と「トルコ・アマンルヤ」の2つのヨーロッパリゾートを開業。いよいよ「ヨーロッパのアマン」を本格的に始動する。豊かな水に囲まれ、歴史情緒溢れる都ヴェネツィアは、かつて地中海における主要都市。この北イタリアの街とそのラグーンは、現在ユネスコ世界遺産に登録されており、「アドリア海の女王」「水の都」「アドリア海の真珠」などの別名を持つ。2年に1度開催される、国際的な美術展覧会である「ヴェネツィア・ビエンナーレ」および、そのなかで開かれる栄誉ある文化的式典「ヴェネツィア国際映画祭」のホストを務めることで有名だ。

今年の「ビエンナーレ」は、「アマン・カナルグランデ・ヴェニス」の開業と同日の6月1日から開催。新しい「アマン」は、ヴェネツィアを深く象徴する華麗な歴史に溶け込んだ、サンマルコ広場とサンマルコ寺院を望むグランカナルの街、その宮殿や教会、市場などで有名なヴェネツィアの6つの地区のなかで、もっとも小さな歴史地区、サンポロ地区に誕生する。

絵画的景色の運河を漂うロマンティックなゴンドラ、早朝の静けさ漂うピアッツァで味わうカプチーノ、過去の歴史に想いを馳せる教会…「アマン・カナルグランデ・ヴェニス」を訪れる客は、到着した瞬間からこのデスティネーションの魅力の虜になること間違いない。

絵画的景色の運河を漂うロマンティックなゴンドラ
到着した瞬間からこのデスティネーションの魅力の虜になること間違いない

道路と水路のアクセスが可能な「アマン・カナルグランデ・ヴェニス」は、運河上の観光渋滞とは一切無縁のルートでヴェネツィアをまわる、特別な運河乗船ツアーをゲストに提供。また、「アマン」最寄りのサンポロ地区は、リアルト橋やサンジャッコモ・ディリアルト教会を筆頭に多くの観光スポットに恵まれ、水路で少し離れた場所にはサンマルコ広場とサンマルコ教会がある。そして、「ヴェネツィア・ビエンナーレ」関連のさまざまなイベント会場へのアクセスにも便利なロケーション。

水の都にふさわしい運河を辿りホテルに到着したか客を、高い天井と歴史深いフレスコ画のレリーフを纏ったレセプションホールが出迎える。「アマンジャーニー」へのエレガントな幕開けにふさわしい空間である。

「アマン・カナルグランデ・ヴェニス」のインテリアや家具はシンプル&モダンを基調とし、24あるほとんどのスイートには、リビングエリアとベッドルーム、ドレッシングエリアとバスルームを擁し、部屋には、キングサイズベッドとミニバー、デスク、ソファまたはラウンジチェア、テレビが完備されている。

「アマン・カナルグランデ・ヴェニス」のインテリア
「アマン・カナルグランデ・ヴェニス」のインテリア

スイートには、建築様式、サイズ、眺望によって異なる4つのカテゴリーがあり、プライベードガーデンビューを望む「パラッツォベッドルーム」は6室、グランカナルビューを望む「パラッツォ・チェンバー」が9室、高層階からグランカナルビューを望む「パラッツォ・スイート」4室、そして全5室の「シグニチャー・スイート」が用意されている。

スイートには、建築様式、サイズ、眺望によって異なる4つのカテゴリー

また、レセプションホールから弧を描くように配置された螺旋階段を2フロア上がると、「ピアノ・ノービレ」と呼ばれるルネサンス建築のメインフロアがある。イタリア料理とアジアン・キュイジーンを提供する、パラッツォでもっとも大きなサロンとなるダイニングエリアとなっている。

大きなガラス窓のあるメインルームからはグランカナルを、内装の基調色を名の由来とする「黄の間」と「赤の間」2つの個室からは、グランカナルとリゾート内のガーデンテラスを眺めることができる。バーエリアからもまた、グランカナルの落ち着いた風景が楽しめる。

4階には豪奢でリラックスした雰囲気のなか、グランカナルの風景とともに軽食や飲みものを楽しめるサロン、ライブラリーがあり、また、チェスなどのボードゲームに興じることができる「Stanza del Tiepolo(スタンツァ・デル・ティエルポ)」、プライベートダイニングやミーティングに利用できる「Stanza del Guarana(スタンツァ・デル・グアラナ)」などのゲスト専用施設も用意されている。エレベーターでアクセスできるルーフトップテラスからは、息を呑むほど美しいヴェネツィアの眺望が広がる。

息を呑むほど美しいヴェネツィアの眺望が広がる

グランカナルに面したガーデンテラスは、運河沿いの数少ないプライベートガーデンの1つで、夏期にはオープンエアの「ガーデンディナー」を開催。「アマン」には、木々に囲まれたもう1つの静かなプライベートガーデンがある。ゲストの癒し空間であり、サンポロ地区までの散歩コースとなっている。

ヴェネツィア共和国全盛期の富と芸術性を具現化するものとして建てられたグランカナルの全貌を臨む「アマン・カナルグランデ・ヴェニス」での滞在は、訪れた人たちすべてを一瞬にして魅了する。老け込むまでにはぜひ1度は行ってみたいリゾートである。


 
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