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2013.Jun. 6
Francfranc/フランフラン

若い女性に人気ある「Francfranc(フランフラン)」は、1992年7月に天王洲アイルに1号店が誕生以来、今や全国に80店舗以上展開しているインテリアショップ。コンセプトは「カジュアルスタイリッシュ」で、ターゲットをあえて都会に住む25歳独身女性と絞り、特に20代、30代の女性に支持されている。近年は男性客の割合も上昇してきている。

若い女性に人気ある「Francfranc(フランフラン)」

時代の感性に敏感な都市生活者に向けたデザインコンシャスなショップで、大都市圏のフラッグシップ型店舗として、商品・店舗演出・商品陳列などを通じて都市型ライフスタイルを提案する店舗の「Francfranc DESIGN FOR LIFE(フランフラン デザイン フォー ライフ)」。

また、きらめく色彩やフレッシュな驚きに満ちた新しいラインナップが心躍らせるカジュアルショップで、「カラー展開」や「楽しさ」「商品バラエティー」といった、以前の「Francfranc」をさらに強化した店舗としての「Francfrancfranc(フランフランフラン)」。

「Francfrancfranc(フランフランフラン)」

そして、主にアウトレットモールにて展開するバザー業態で、シーズンアウト商品等お買い得感の高い商材を中心とした店舗の「Franc franc BAZAR(フランフラン バザー)」のブランドで展開している。

「Franc franc BAZAR(フランフラン バザー)」

余談ながら、「Francfranc」の15周年を記念して2007年に企画・制作された「恋するマドリ」という、新垣結衣が初主演した映画がある。初めて一人暮らしをする若い女性が、引越しをきっかけにした偶然の出会いから、年上の女性への憧れと隣人の男性への恋に悩む姿を描いたラブストーリー。映画中には「Francfranc」のインテリア雑貨や家具がふんだんに使われ、作中で重要な役目を果たす椅子は映画のために制作されたオリジナル。「Francfranc」のショップではレプリカも発売された。なかなか上手いプロモーションである。ちなみに、主演の新垣結衣はこの年に「恋するマドリ」の他にも「ワルボロ」や「恋空」にも出演し、2008年の第29回ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞、第50回ブルーリボン賞新人賞を受賞している。

「恋するマドリ」
「恋するマドリ」

2013年7月12日より、「Francfranc」から20世紀を代表するアーティストの1人であるジャン=ミッシェル バスキアとのコラボレーションアイテムが発売されることになった。

ジャン=ミッシェル バスキアは、1960年12月22日にニューヨークのブルックリンで生まれ、高校生の頃から地下鉄やスラム街地区の壁などにスプレーペインティングを始めた。活動を続けるうちに高校を中退したバスキアは、Tシャツやポストカードを売りながら生計を立てていた。

ジャン=ミッシェル バスキア

徐々に彼の描いたスプレーペインティングは評価され、キース・ヘリング、バーバラ・クルーガーの助力でニューヨークで個展を開くようになった。なお、彼の絵の中に描かれる王冠は、彼のトレードマークとなっている。1983年にはアンディ・ウォーホルと知り合い、作品を共同制作するようにもなった。1987年のウォーホールの死まで2人の互いに刺激しあう関係は続いたが、バスキアは徐々にヘロインなどの薬物依存症に陥り、妄想癖が見られるようになった。

1983年にはアンディ・ウォーホルと知り合い、作品を共同制作するようにもなった。

そして、ウォーホルの死によりさらに孤独を深めると共に、ますますヘロインに溺れていった。1988年にヘロインのオーバードーズにより27歳で死去。亡くなった後も、現代の芸術家に多大な影響を与えている。

1996年にはバスキアの伝記映画が制作され、バスキア役にはハリソン・フォード主演の「推定無罪」で小さな役で映画デビューしたジェフリー・ライトが演じ、注目を浴びた。最近では、007シリーズの「カジノ・ロワイヤル 」「慰めの報酬 」のCIAエージェントのフェリックス・ライター役でお馴染みかも知れない。なお、アンディ・ウォーホル役にはデヴィッド・ボウイが扮している。

1996年にはバスキアの伝記映画が制作

個性的で大胆な構図や色使いのバスキア作品をモチーフに、マグカップやプレートなどのテーブルウエアに加え、クッションカバーやブランケットといったファブリック類、ブックカバーやカードケースなどまで、どれも目を惹くアイテムばかり。インテリアのアクセントとして置いておくだけでもなかなかアーティスティックな空間を演出することができそうだ。日常生活の中に、気軽にバスキア作品を取り入れられるのが有難い。

個性的で大胆な構図や色使いのバスキア作品をモチーフ

また、2012年秋にスタートした、アメリカ・ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルとのコラボレーションアイテムも引き続き展開中。ウォーホルの代表的な作品から「キャンベルスープ」「フラワー」「ドル」「バナナ」の4つアートにクローズアップし、「バナナ」がプリントされたトートバッグや、「キャンベルスープ」柄のポーチ、クッションなど、ウォーホルの世界観を生かしたユニークなアイテムが揃う。

アンディ・ウォーホルとのコラボレーションアイテム
アンディ・ウォーホルとのコラボレーションアイテム
アンディ・ウォーホルとのコラボレーションアイテム

部屋の中をポップにすれば、気分も高揚するかも知れない。バスキアやウォーホルのインテリアグッズは、気分転換にはピッタリのアイテムであることは間違いない。


 
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